Microsoftが今最も力を入れている分野であるAI基礎試験に合格いたしました。正式名称は「AI-900:Microsoft Azure AI Fundamentals」です。得点は957/1000でした。無料で受験できましたのでその方法もご紹介いたします。
前回受験したSC-900に関してはこちらからご確認ください。
受験動機
やはり今はAIの時代だからです。というのは建前でして、本音は無料で受験できたからです。12,500円を払うことなく資格が取れるなら頑張る気持ちにもなります。
ただそこまで関心あるテーマではなかったので(!)、記憶に定着させるためのモチベーションを保つのが大変でした。
難易度
難易度は比較的易しい方かと思います。プログラミングの知識は不要です。非ITエンジニアでも資格取得可能です。AIに関する基礎知識とMicrosoft Azure AI サービスに関する基礎知識が求められます。Microsoft Azure AI サービスをさわったことがなくても問題ありません。
勉強方法
1. Microsoft Learn で学習する。
2. Microsoft Virtual Training Day を視聴する。
3. 試験対策オンデマンド講座を視聴する。
4. プラクティス評価で問題を繰り返し解く。
5. Udemy模擬問題集を繰り返し解く。
上記の5つを行いました。全部を全力で行ったわけではありません。1から3で知識を定着させます。これはそれほど力を入れていません。重要なのは4と5です。「問題を繰り返し解く・間違えたところは知識が定着していないので覚えるまで叩き込む」を行います。
Microsoft Learn で学習する
前回のSC-400の機械翻訳とは違い、AI-900は綺麗な日本語でした。とてもわかりやすい文章だったので頭に入ってきやすかったです。そしてここを学ぶ最も大切なポイントは「学ぶと無料で受験できる」ということです!
Microsoft Learn AI Skills Challenge が開催されていまして、AI-900コースをすべて学ぶなら無料で1回分のMicrosoft Certification試験を受けることができるのです。現在このキャンペーンは終了しています。
Microsoft Virtual Training Day を視聴する
Microsoftが提供する無料のトレーニングビデオです。視聴できる日時が決まっていので、その日を見逃さないようにしないといけません。1回しか視聴できないので知識の定着につながりにくかったです。あまり内容も覚えていません。2024年5月現在、視聴すると受験料が半額になるキャンペーンが行われています!
試験対策オンデマンド講座を視聴する
こちらもMicrosoftが提供する無料のオンデマンド試験対策講座です。試験対策に特化したビデオです。オンデマンドですのでいつでも何回でも視聴できます。このビデオは通勤の行き帰りなどでかなりの回数視聴しました。このビデオで知識の定着をはかりました。
プラクティス評価で問題を繰り返し解く
Microsoft公式の模擬試験です。毎回50問出題されます。1問解くごとに答えが見れる親切設計で勉強しやすかったです。さすがMicrosoftさん、わかっておられる。これを5周しました。最後は90%以上の得点を取ることができました。本番の問題よりこの模擬試験の方が難しかったような気がしました。
Udemy模擬問題集を繰り返し解く
プラクティス評価だけでは少し不安だったので、Udemyを活用しました。「AI-900: Microsoft Azure AI Fundamentals 模擬問題集」をセール時に購入しました。問題集が4つセットになっています。こちらをすべて3周しました。
勉強期間
あまりはっきりとは覚えていませんが、1ヶ月はしていないと思います。大事なのは「記憶に定着できたか?」です。できたのであれば試験を受けるべきですし、できていないのであれば試験を受けるべきではありません。この日までに覚えるぞ!と試験日を設定して勉強したような気がします。
試験当日
試験当日は平日でしたのでPM有休を利用しました。試験時間までカフェで模擬試験を解いていました。
試験会場は、前回と場所を変えました。今回の試験会場は比較的綺麗なオフィスでした。PCが置いてある場所ですが、隣同士の間隔が前回と比べて広めの場所でした。パーソナルスペースは確保されていました。しかも今回は隣に誰もいなかったため、試験が受けやすかったです。
試験時間は45分です。2周して30分くらいだったかと思います。
ノーマークだった(出題された問題が全くわからなかった)問題が2問ほどありましたが、あとは定着させた知識でなんとかなったような、そんな感じでした。
まとめ
やるべきことは「問題を繰り返し解く・間違えたところは知識が定着していないので覚えるまで叩き込む」ということです。どの試験でも原則一緒です。
参考になれば幸いです。
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