弊社はメインのドメインをMicrosoft365を利用し、サブドメインをXserverにしています。Exchange Onlineのメールアカウントはライセンス制なので追加するたびにお金がかかります。Xserverはそんなことはなく、メールアカウント作り放題です。
ですので、メインとサブを使い分けながら運用しています。メイン(Exchange Online)では社員のメールアカウントを作成し、サブ(Xserver)ではプリンタのメールアドレスなどあまり重要でないメールアカウントを作成しています。
ここでは上記の運用のDNSレコードの書き方を説明いたします。前提として1つのDNSサーバーしか利用しておりません。メインのドメインもサブドメインも同じDNSサーバーです。
サブドメインのDNSレコードの書き方
printer1@mail.papamamameyou.com → Xserver へ shain@papamamameyou.com → Exchange Online へ
DNSレコード
ホスト名 | TYPE | VALUE | 優先 |
mail.papamamameyou.com. | MX | sv777.xbiz.ne.jp | 20 |
mail.papamamameyou.com. | TXT | v=spf1 +ip4:XXX.XXX.XXX.XXX include:spf.sender.xserver.jp ~all |
メインのドメインのSPFレコードに追加するのではなく、新たにサブドメイン用のSPFレコードを追加します。
まとめ
別にサブドメインを作らなくても、Exchange Online上でアカウントのエイリアスを作ればメールアドレスをその分増やせますよ?と思われたあなた!さすがです!ですがそれではすべてのエイリアスは同じメールボックスに受信します。え?プリンタのメールアカウントだったら送信専用みたいなもんだから関係ない?そ、そんなことないもん!
Exchange Onlineではpopやimapが廃止されました。プリンタなどで利用する送信専用アカウントのためにSMTP AUTHは生き残ったようです。じゃあわざわざXserver使わずにExchange Onlineでアカウント作成すればよいのでは?と思われたあなた!さすがです!…「もうやめて!パパのライフはゼロよ!」
DNSサーバーの移管方法はこちらを参照してください。
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