【資格対策】passwdやshadowをコマンドで編集する【LPIC/Linuc102】

Linux
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LPIC102を受験するにあたり、自分なりにわかりにくかったところをまとめました。

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/etc/passwd を編集する

/etc/passwd の中身を調べてみましょう。7つのフィールドで構成されています。

  1. ユーザ名
  2. パスワード (実際のパスワード変更は /etc/shadow にて行われる)
  3. ユーザID
  4. グループID
  5. コメント欄
  6. ホームディレクトリ
  7. ログインシェル

useradd, usermod コマンドのオプションとの対応表を作成してまとめました。

/etc/passwduseraddusermod
1. ユーザ名-l (小文字エル)
2. パスワード
3. ユーザID-u-u
4. グループID-g-g
5. コメント-c-c
6. ホームディレクトリ-d-d
7. ログインシェル-s-s

覚え方は

3. UserID の u
4. GroupID の g
5. Comment の c
6. homeDirectory の d
7. loginShell の s

これは覚えやすいですね!

例えば、

useradd -s /bin/false ユーザ名

ユーザーをログインさせない方法で出題されます。-s オプションでログインシェル /bin/false を指定します。これも覚えましょう。

/etc/shadow を編集する

/etc/shadow の中身は以下の通りです。9つのフィールドで構成されています。

  1. ユーザ名
  2. パスワード
  3. パスワードの最終更新日
  4. 変更可能最短期間
  5. 未変更可能最長期間
  6. パスワード変更期限の何日前から警告を出すか
  7. パスワード変更期限を過ぎてからアカウントが使用できなくなるまでの猶予日数
  8. アカウントが失効になるまでの日数
  9. フラグ

パスワード関連の変更は useradd, usermod コマンドだけではなく、passwd, chage コマンドでも可能です。以下対応表です。

/etc/shadowchagepasswdusermoduseradd
1. ユーザ名
2. パスワード-p-p
3. パスワードの最終更新日-d
4. 変更可能最短期間-m
5. 未変更可能最長期間-M-x
6. パスワード変更期限の何日前から警告を出すか-W
7. パスワード変更期限を過ぎてからアカウントが使用できなくなるまでの猶予日数-I (大文字アイ)-i-f-f
8. アカウントが失効になる日-E-e-e
9. フラグ

chageコマンドのオプションの覚え方ですが…

3. パスワードの最終更新日(day) の d
4. 変更可能最短(min)期間 の m
5. 未変更可能最長(Max)期間 の M
6. パスワード変更期限の何日前から警告(Warning)を出すか の W
7. パスワード変更期限を過ぎてからアカウントが使用できなくなる(Inactive)までの猶予日数 の I
8. アカウントが失効(Expired)になるまでの日数 の E

それほど覚えるのが難しくはないですね。

3番と8番は日付が入力します。他(4-7番)は日数が入力します。

useradd と usermod の7番のオプションがなんで f なんでしょう…覚えにくい…

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