【半額】SC-900試験を受けてみた【MCP】

MCP
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約20年ぶりとなるMCP試験(Microsoft認定プロフェッショナル試験)を受けてきました。大半の方はAZ-900を受験されると思いますが、私はSC-900にいたしました。勉強方法や試験対策、そして試験料を半額にする方法などお伝えできればと思います。

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勉強方法

Microsoft Learn

Microsoftのドキュメントです。体系的に学ぶことができます。全文英語ですが最近のブラウザは自動で日本語に訳してくれるので問題ありません。

Collections
Microsoft Learn Collections

モジュールの最後には理解度チェックをおこなう問題があります。(モジュールという言葉に慣れないです。章のような分けられた単位を表しているのだと思いますが、プログラミングする人は別のものをイメージしてしまいます…)

最初軽い気持ちでこのLearnを読んでいたのですが、問題が難しいんです!わからん!Microsoftのサービス名称は名前がコロコロ変わるうえ、そのサービスで使用している概念や用語も覚えないけません。日本語訳も機械が訳しているせいかスムーズに読むことができないため、余計わかりずらくなります。

「これは試験難しいのでは?」と少し不安に駆られました。そこで次の手を打ちます。

参考書

参考書は懐かしの赤本です。20年ほど前に受験したときも赤本にお世話になりました。MCP参考書はこの本しかありません。こちらを購入しました。

この参考書は大変わかりやすかったです。章の最後、巻末、Webにある問題を何回も解きました。といいますか結論を述べると、勉強はこの参考書だけで十分でした。余計な勉強しすぎました…Microsoft Learnの内容が難しかったため警戒しすぎました。この参考書だけで問題ありませんでした。

試験対策動画

上記の赤本を書いた方たちが講師となってポイントを教えてくれる動画を視聴しました。Microsoftが用意してくれている無料の試験対策動画です。内容は赤本とほぼ同じです。動画の中でMicrosoft DefenderやPurviewなどの実際の管理画面を見ることができるので、実際の管理画面に触れない学生さんたちは参考になると思います。オンデマンド視聴なので、いつでもどこでも視聴できます。私は通勤時間に視聴しました。

Microsoft Industry Cloud
Microsoft のエンタープライズ クラウド ソリューションで組織を再想像しましょう。Microsoft Cloud の上に構築された業種特化型ソリューションでデジタル トランスフォーメーションを加速します。

プラクティス評価(模擬試験)

Microsoftのサイトにある模擬試験ページです。本番に似たかたちで行うことができるので試験の準備になります。50問ありますが、1問ずつ答えを確認しながら解答できるので勉強しやすかったです。3周くらい解きました。

プラクティス評価
プラクティス評価

Microsoft Virtual Training Days

Microsoftが定期的に開催する無料のオンライン講座です。半日×2日間で全体を学びます。オンデマンドではないため、開始時間に遅れないように視聴する必要があります。

Virtual Training Days | Microsoft Security
Microsoft Security Virtual Training Days では、Microsoft の強力なセキュリティ機能を活用して、企業の情報やリモートアクセスを安全に保ち、脅威から保護する方法を学ぶことができます。

勉強方法まとめ

いろいろな勉強方法に手を出しましたが、効率が良いとは言えない学習方法でした。この経験を次回に活かしたいと思います。何を勉強すればよいかは以下の情報を参考にしてください。あくまで私の個人的な意見です。SC-900に合格するうえで必要かどうかを表しています。ご自身の背景も加味してお考え下さい。

コンテンツ勉強の必要性
Microsoft Learn必要なし
赤本この本だけ勉強すればよい、といっても過言ではないほどの威力。問題を何回も繰り返し解く!
試験対策動画必要かと言われればそれほどではないが、
通勤中などに勉強ができるので視聴したほうが良い。
プラクティス評価可能なら勉強しておきましょう。繰り返し解く!
Microsoft Virtual Training Days赤本の知識がしっかり入っているなら視聴の必要なし。

結論は、赤本(とプラクティス評価)の問題を何回も繰り返し解けば合格する!と思います。(責任はとらない)

試験料を半額にする方法

以前この試験は無料で受験することができたようです。今はその制度はなくなりました。ですが、今でも半額でなら受験可能です。やり方は以下の通りです。

Microsoft Cloud Skills Challenge

Microsoftのオンライン学習プログラムです。30日間でLearnの受講を終えるならなんと、試験料50%割引になります。私の場合は\6,850で受験できました。

Microsoft Cloud Skills Challenge | 30 Days to Learn It
Select a topic and complete your cloud skills challenge in 30 days with a curated set of Microsoft Learn modules. Take y...

受講できるLearnは限られているため、その中から選ばなければなりません。私はSecurityを選んでSC-400にしました。学ぶ内容がセキュリティに関してですし、10時間ほどですむからです。10時間は短いほうです。

SC-400はSC-900より難しいです。難しいですが、理解度チェックで間違えてもクリアできないということはありません。次々進めます。SC-400では以前わたくしがやらかしましたメールデータ消去事件の時に参照した内容などが含まれていました。

チャレンジ完了すると以下のメールが送らてきます。50%割引のバウチャーコードをゲットしました!

このバウチャーコードを利用するタイミングは支払いのタイミングです。試験申し込み手順の最後の方になります。

このタイミング!!

試験本番

試験は平日に受けましたので半休をもらいました。試験始まる前はカフェで赤本の模擬試験を行い準備しました。私は自宅での試験ではなく試験会場を選びました。自宅ですと娘ちゃんの乱入があるかもしれないからです。

試験会場到着後、荷物を全部ロッカーへ入れますポケットに何も入っていない状態にします腕時計も外します。写真撮影もあります。書類にサインしたらいざ試験室へ。

試験室は狭く、隣の人との距離がものすごく近かったです。ラーメン屋のカウンター席なみの近さです。パーソナルスペースがとれないことが気になるかもしれません。この点は受験会場によって異なると思いますので、次受験するときは別の会場の様子も知りたいです。

試験時間は45分でしたが、それほどかかりませんでした。2周しましたが、15分ほど時間が余りました。得点は955点でした。

まとめ

赤本の模擬試験(とMicrosoftのプラクティス評価)を繰り返し解く!90点以上とれるようになったら合格間違いなし!(と思われます)

900シリーズは初級者向けなので深い知識は求められないと思います。「このサービスではこういうことができるよ」というのをきちんと把握できていればよいレベルです。そのため合格への近道が赤本の模擬試験です。模擬試験を繰り返し解く!間違えたところを重点的に見直す!基本を基本通り行えば合格できると思います。

ご参考になれば幸いです。

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